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3月3日のお雛様が終わると、端午の節句が待っています。
お雛様は女の子のお祭りというイメージが強いですが、端午の節句は、男の子のお祭りという印象が強いですよね。
端午の節句も、お雛様と同様、邪気払い(厄除け)のお祭りです。もともと中国で、家族に災いがおきませんようにと、ヨモギで作った人形とか、菖蒲の葉っぱを門前に飾ったりしたものが、日本に入ってきたのがはじまりです。
鎌倉時代あたりから、「菖蒲」(しょうぶ)と武道や武勇を重んじる「尚武」(しょうぶ)が同じ読み方であることから、かつての家長制度全盛期(男の子が一族の跡取りとして重んじられいていた時代)もあり、家長である男の子が強く、大きくたくましく育つようにと願いを込めた物に変化してきたのが、端午の節句と言われています。
端午の節句に 鎧を飾るのは、鎧は武士の身を守るものであることから、男の子の身を守ると言う意味があるようです。
また、こいのぼりは、中国の黄河の中にある竜門という、川の流れが一番早い所を上りきった鯉が、龍に変化(へんげ)するという伝説があり、日本にも「鯉の滝登り」と言う言葉があるように(よく、蒔絵にもありますよね。)険しい道を折れることなく突き進み立身出世をするように、高い望みを持って生きる男になれという意味があるようです。(骨のある男!現代ではレア男?)


子供の日は昭和生まれ!




実は、5月5日がこどもの日と国が定めたのは昭和に入ってからなんです。
(意外と最近で驚き!!)
「子供の人格を重んじ、子供の幸福を図るとともに母に感謝する日」といった、実に堅苦しい趣旨にのっとって制定された日です。
(母に感謝がつくなら、母といわず父にも感謝をつけて家族の日にでもすればいいのに…)心の声です。軽くスルーしてください。汗
5月は母の日もありますもんね。母親感謝月間か….そうだよ。母は家庭の太陽さぁ!!5月といわず年中感謝されたいくらいです。(笑)
おお….話が脱線しましたが、5月5日は「子供の日」なわけです。
男の子、女の子関係なく、「こども」としたわけです。(端午の節句は風習として残ってきたわけです。こどもの日=端午の節句という形で。)
昭和の時代に入る頃から、男女平等の思想が広がり、家長制度が衰退していく中で、端午の節句も、子供は国の宝。男尊女卑はあってはならないという風潮が高かまり、子供を生み育てる母親にも感謝の思いを持ちましょう。という日になりました。(それこそ、昔は、女性の地位が低かったですからね。それを見直すための母への感謝を盛り込んだ内容になっているようです。)
昔は、家長制度で男の子が家を継ぐという風潮が強かったわけです。女系家族には、婿取り、養子取りが当たり前でした。それが原因で、一人娘、一人息子同士だと、結婚ができなかったなんて、悲恋も、世間的によくあることでした。
現代はそういった家長制度にしばらる風潮は薄れ、一人っ子同士でも、昔のような悲恋は少なくなりました。
むしろ、最近では、結婚したがらない男女が増えて、少子化、高齢化が進んで、こちらのほうが問題になっています。結婚しない。子供を作らない。子孫が繁栄しない。命のバトンタッチがされないと、それこそ民族は滅亡してしまいます。
こどもの日は子孫繁栄を願う先人達の思いを返り見るためのイベントなのかもしれませんね。


子供の日に食べたい和スィーツ




子供の日というと、和菓子やさんに並ぶのは柏もち。白いおもちに包まれたあんことピンク色のおもちに包まれた味噌あん。あなたは、どちら派ですか?
私は、断然「味噌あん」派です。
ところがです!この私が当たり前のように食べていた「柏餅みそあん」これは、全国区商品ではないとの事。こしあん、つぶあんは全国区のようです。
こんなところにあった、秘密のケンミンショー(笑い)
味噌あんにお目にかかったことの無い方のためにお取り寄せをご紹介しておきましょう!
いろいろ調べてみましたが、通販では、名古屋の「菓宗庵」さんで期間限定で購入できそうです。(私の地元で。と思い、問い合わせてみましたが…残念ながらお取り寄せがなかったです)泣
子供の日にこの柏餅を食べるのは、日本独特の習慣だそうです。柏の葉は新芽が出ないと古い葉が落ちないことから、「未来継承」「命のリレー」を象徴します。つまりは、子孫繁栄の願いが込められています。
そして、「背比べ」の歌にも出てくる粽(ちまき)こちらは、中国の古来のものですが、形が蛇に似ている?ということで、邪気払いの意味合いがあるそうです。
柏餅は、関東方面で、食べる風習があり、粽は関西方面で食べる風習があるようですね。

現代のごちそう「縁起ごはん」




他に出世にちなんで出世魚で名高いブリ(お正月だけではなかったんですね)それから、読んで字のごとくカツオ(勝男)。
これから、旬にさしかかる、「竹の子」(まっすぐにすくすく育て)などが縁起物としてた食べられるようです。
子供の日はちょうど、ゴールデンウィークの最終日です。
昔と違って、ブリも、カツオも竹の子も通年食べたい時に食べられるので、ごちそうではなくなりましたね。
子供の日は、ゴールデンウィークの最終日です。
連休は子供に返って思い切り遊んで、疲れた体を、菖蒲湯で癒して、縁起物の素材で作ったお料理に舌鼓しながら、家族団らんの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
飽食の時代ゆえに「ごちそう」が姿を消してしまいましたが、素材の由来を知って縁起を担ぐ「縁起ごはん」は、現代の「ごちそう」の新しい形であるのかもしれません。